ガッチリ君と散財君
独身の頃にアジアをバックパッカーとして旅していた頃にスケッチした【夢怪人】by Reiko画伯
ビジネスが軌道に乗り出し、収入が増えだした時こそ、気の引き締めなおしが重要だと私は考がえています。
増えだしたこの時期に貧困意識(恐れから)お金を稼ぐという動機が強かった人は、その貧困意識から来る傷の痛みから逃れたいがために、無い人を馬鹿にし始めたり、あることを自慢するために高級品にお金を使う傾向が見え始めます。
経済的に余裕ができると、豊かさを周囲に見せつけ、羨ましく思われたい気持ちが出てくるのは当然の流れかもしれませんが、それもやはり限度があります。
お金の流れが大きくなってきた時に【メンタルの弱さ・強さ】がより浮き彫りになってくるんです・・・
【これが、お金が流れ出ていく時の感情の仕組み】です。
入ってくる量が多くても、出ていく量も多いのであれば、貯まりません。
私の知っている【散財君】と【ガッチリ君】・・・
二人は似たビジネスをして、かなりの額を稼いでいました。
そんな風に【稼ぎまくっている時】にガッチリ君は競売で出たお得な条件の一件屋をキャッシュでポ~ンと購入しました。
散財君は芸能人も住んでいる高級マンションに賃貸で住み、昔のイケてなかった頃の自分を知る、知人友人に食事をご馳走し、高級時計などを身に付けて暮らしていました。
そして
ビジネスの風向きが変わり出し、収入が減り始めた時、ガッチリ君はサッとそのビジネスから手を引いて、新しい物を探し始めました。家を現金で購入しているので、しばらく収入が無くても、借金さえ無ければどうにか暮らしていけます。
散財君は入ってくる現金はその都度使い果たしていたので、華やかに見えても実は自転車操業・・・ビジネスの引き際を見誤り、借金がかさみ、その後、アパート暮らしに・・・。
・・・・・・・・・・。
【あれだけ稼いでいたお金はどこに消えたんだ?】
どっかの本のタイトルその物ですね・・・
散財君とガッチリ君の違いは何だったんでしょうか?
心理学を生業とする私から見ると、二人の違いは【劣等感】だと思っています。
劣等感が悪いとは言ってません。
誰でも多かれ少なかれ、持っている感情です。
大事なのは【劣等感を感じたくないために富を得ると人に見せびらかせるために散財してしまう】ということに【気が付けるかどうか】なんです。
リアル散財君とリアルガッチリ君を知る私・・・
だからこそ、私も劣等感がある一人の人間として、12か月間かけて、しっかりとお金と感情について学ぼうと強く思うんです。
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